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【Vlog】日常が映画に変わる。Geminiに「撮影・選曲・言葉」を全てディレクションしてもらい、センス不要でおしゃれ動画を作る方法

「おしゃれなVlogを撮りたいと思ってカメラを回したけど、編集してみたら…なんか防犯カメラの映像みたい?」 「BGM選びやフォント選び、自分のセンスに自信がなくて手が止まる…」

Vlog(ブイログ)って、簡単そうに見えて実はめちゃくちゃ奥が深いですよね。 ただ日常を撮って繋げるだけだと、どうしても「ただの記録映像」になりがちです。

見る人を引き込むVlogにするには、

  • 飽きさせない撮影アングル
  • 世界観に合った音楽
  • 心に響く言葉選び(ナレーション)
  • 邪魔にならないフォントデザイン

これら全てに「センス」が求められます。「私には無理かも…」と諦めかけたあなた、ちょっと待ってください!

そのセンス、生まれつき持っていなくても大丈夫です。 Googleの生成AI「Gemini」から借りればいいんです。

実はGeminiは、文章を書くだけでなく、映像の構成を考えたり、音楽のムードを言語化したりするのが大得意。 Geminiを「専属の映像監督」として雇えば、あなたは指示通りに動くだけで、映画のようなVlogが作れるようになります。

今回は、あなたの「普通の休日」を「シネマティックな作品」に変える、Geminiフル活用Vlog術を、撮影前から編集まで徹底解説します!

目次

ステップ1:【撮影】Gemini監督に「撮るべきカット」を決めてもらう

なぜVlogが「単調」になるのか?

Vlogが素人っぽくなる最大の原因、それは**「ずっと同じ目線(アイレベル)で撮っていること」**です。 カメラを持ってただ歩いているだけの映像が続くと、視聴者は30秒で飽きてしまいます。

プロっぽい動画にするには、「寄り(アップ)」や「引き(ロング)」、下からのアングルなど、視点を変える必要があります。 でも、撮影現場に行くとテンパってしまって、忘れてしまうんですよね。

AIに「ショットリスト」を作ってもらう

はる

よし、さっそくvlogを撮りに出かけよう!

はやか

まってまって!いきなり行っても何とるか迷わない?
まずは相談してみよ!

撮影に出かける前にGemini監督に相談して、「ショットリスト(撮影指示書)」を作ってもらいましょう。 これをスマホのメモに入れておけば、現場で迷うことはありません。

📌 コピペ用プロンプト

今から「休日のカフェ巡り」のVlogを撮影しに行きます。
ただ歩いているだけの映像にならないように、変化のあるおしゃれな「5つのカット割り(アングル)」を具体的に指示してください。

条件:
・「寄り(アップ)」「引き(ロング)」を混ぜる
・映画のような情緒的な雰囲気にしたい
・初心者でもスマホで撮れる範囲で

【Gemini監督の指示と解説】

  1. 足元のアップ(スロー推奨):
    • 解説: カフェに向かって歩く「足音」を想像させるカット。顔を映さなくても「これから出かけるワクワク感」が伝わります。
  2. 看板越しの空(ローアングル):
    • 解説: 下から見上げることで、今日の天気と場所の雰囲気を同時に伝えます。空の広さが入ると一気に映画っぽくなります。
  3. コーヒーを注ぐ手元の超アップ(シズル感):
    • 解説: 液体が揺れる様子や湯気など、「質感」を伝えます。ここだけ音を大きくすると効果的です。
  4. 窓の外を眺める自分の後ろ姿(引き):
    • 解説: 三脚を立てて、空間の広がりを見せるカット。人物を入れることで「物語の主人公感」が出ます。
  5. 去り際の、誰もいない座席:
    • 解説: 「ごちそうさまでした」の余韻を残すカット。エモい終わり方には必須です。

どうですか?これ通りに撮るだけで、編集した時に素材がリッチになりますよ!

はる

確かに!具体的に言葉にしてもらえると情景とかが浮かびやすいから
「ここをこうしたい」ていう案もどんどん浮かんでくるよ!

ステップ2:【選曲】BGM探しの「検索ワード」を教えてもらう

「おしゃれな曲」で検索しても出てこない問題

撮影が終わったら編集ですが、一番時間が溶けるのが「BGM選び」です。 著作権フリーの音楽サイト(Epidemic SoundやArtlistなど)を使っている人が多いと思いますが、検索バーに「Oshare(おしゃれ)」と入れてもヒットしません。

海外のサイトで理想の曲を見つけるには、「音楽ジャンル」や「ムード」を表す「的確な英語の専門用語」が必要です。

vlog動画をあげてる人は似たようなBGMを使ってるイメージじゃない?

確かに…いいものだからみんな使うんだろうけど
せっかくなら新しいものも探して使ってみたい!

けど新しいものを見つけるったってどうやって探すの?

言語化のプロに翻訳してもらう

ここもGeminiに頼りましょう。あなたの頭の中にある「ふわっとしたイメージ」を、「検索可能なキーワード」に変換してもらいます。

📌 コピペ用プロンプト

今回の動画のテーマは「雨上がりの午後の、静かな読書タイム」です。
著作権フリー音楽サイト(Epidemic Soundなど)で検索するための、最適な「英語の検索タグ(キーワード)」を5つ教えてください。
また、映像に合う「BPM(テンポ)」と「おすすめの楽器」も提案してください。

【Geminiの回答例】

  • 検索キーワード (Keywords):
    • Melancholic (哀愁漂う、エモい)
    • Acoustic (アコースティック)
    • Lo-fi (ローファイ、少しザラついた音)
    • Cozy (居心地が良い)
    • Sentimental (センチメンタル)
  • BPM: 60-75(心拍数と同じくらいのリラックスできるテンポ)
  • 楽器: Piano, Acoustic Guitar

このキーワードを音楽サイトにコピペしてみてください。「これだ!」という曲がきっと見つかるはずです。これで「BGM探しの沼」から脱出できます。

ステップ3:【言葉】写真を見せて「エモいナレーション」を作る

「美味しかった」禁止!

ここがVlogのクオリティを決定づける最重要パートです。 綺麗な映像に、「美味しかった」「楽しかった」という小学生のような感想テロップがつくと、一気に現実に引き戻されてしまいます。

Vlogに必要なのは、説明ではなく「詩(ポエム)」です。 でも、そんな恥ずかしい言葉、自分では思いつきませんよね?
※おしゃれ系vlogではなく、「限界社会人」みたいなコンセプトであれば
雑で適当な感じも味になるのでむしろそちらの方がいいです!

写真を見せてAIにポエムを書いてもらう

Geminiの「マルチモーダル機能(画像認識)」を使います。 動画のワンシーン(スクショ)や、撮った写真をGeminiにアップロードして、代わりに言葉を紡いでもらいましょう。

📌 コピペ用プロンプト

この画像をVlogのワンシーンとして使います。
映像の雰囲気に合わせて、視聴者の心に響く「エモいナレーション(またはテロップ)」を3パターン考えてください。

条件:

  1. 【日常系】:親近感が湧く、柔らかい言葉で
  2. 【シネマティック】:映画の冒頭のような、少し詩的な表現で
  3. 【短文】:英語を交えた、おしゃれで短いフレーズで(日本語訳付き)

【出力例:夕暮れの部屋の画像を見せた場合】

  • 日常系:
    • 「1日頑張った自分へ、小さなご褒美の時間。」
  • シネマティック:
    • 「街の喧騒が遠のいていく。時間だけが、ゆっくりと溶ける場所。」
  • 短文:
    • Sunset clarity.(夕暮れが、心を透明にする)」

自分ではなかなか出てこない表現ですよね!これをテロップとして入れるだけで、映像のグレードが2段階くらいアップします。

ステップ4:【文字デザイン】声なしVlogのための「フォントと配置」

フォント選びで失敗していませんか?

「自分の声は入れたくない」というSilent Vlog派の方も多いと思います。 声がない分、テロップのデザインが動画の命運を分けます。

ここでYouTubeのデフォルトのゴシック体を使ってしまうと、「バラエティ番組」っぽくなってしまい、Vlogの世界観が壊れます。

デザイナーAIにレイアウトを決めてもらう

Geminiはデザインの知識も豊富です。映像の雰囲気に合ったフォントや配置を指示してもらいましょう。

📌 コピペ用プロンプト

今回は「声なし(BGMと文字だけ)」のVlogです。
先ほどのナレーションを画面に表示する際のデザインを具体的に指示してください。

  1. 【フォントの雰囲気】:(例:明朝体、手書き風など、Adobe Fontsで探せるようなイメージで)
  2. 【文字のサイズと色】:映像の邪魔をしない色味は?
  3. 【配置場所】:画面のどこに置くと映画っぽくなる?(中央、右下など)

【Geminiのアドバイス例】

  • フォント: 細めの明朝体(リュウミンなど)で、文字間隔(カーニング)を広めに取ってください。余白が生まれて上品になります。
  • 色: 真っ白(#FFFFFF)ではなく、少しグレーがかった白(#F0F0F0)に。ドロップシャドウは付けず、背景が明るい場合のみ薄く黒を敷いてください。
  • 配置: 画面の「中央」に小さく置くか、映画字幕のように「下部」に小さく。デカデカと置くのはNGです。

ここまで具体的に言われたら、もう迷いませんよね。

ステップ5:物語をまとめる「タイトル」

最後に、動画全体をパッケージングするタイトルです。 「〇月〇日 カフェに行ってきた」だけでは、知らない人の日記なんて誰もクリックしてくれません。

少し抽象的で、雰囲気が伝わるタイトルを付けてもらいましょう。

📌 コピペ用プロンプト

このVlogの内容を一言で表す、YouTube用のタイトルを10案考えてください。
説明的すぎず、クリックしたくなるような「雰囲気重視」のタイトルでお願いします。
英語タイトル+日本語のサブタイトルの組み合わせも入れてください。

動画内容:【 ここに内容を入れる 】

【出力例】

  • 「Midnight Tokyo – 眠らない街の静寂」
  • 「26歳、会社員の逃避行。」
  • 「Living alone diaries #12」

応用編:サムネ素材がない?なら作っちゃえ!

Vlogのサムネイルは、ごちゃごちゃした文字よりも「写真の力」が大事です。 でも、撮影から帰ってきて「あ、サムネ用のいい写真撮り忘れた!」ってこと、よくありますよね。

はる

あるあるだ!目的忘れて楽しんで帰ってきちゃって家ついてから思い出すんだよね笑

そんな時こそ、Geminiの画像生成機能です。 「夕暮れの部屋で、湯気の立つコーヒーカップと開いた本。窓の外は雨」 といった指示で、理想のインサート画像を作り、サムネの背景にしちゃいましょう。

「え、AIで作った画像をVlogに使っていいの?」と驚かれるかもしれませんが、最新のAI画像は実写と見分けがつかないレベルです。 詳しいやり方は、こちらの記事で解説しています!


まとめ:AIはあなたの「専属クリエイティブチーム」だ

いかがだったでしょうか。Vlog作りはもう孤独な作業ではありません。 Geminiを使えば、

  • カメラマン(撮影指示)
  • 選曲家(BGM検索)
  • 脚本家(ナレーション)
  • デザイナー(テロップ配置)

この全員を味方につけることができます。 センスに自信がなくても大丈夫。Geminiと一緒に、あなたの何気ない日常を「作品」に変えてみてください!

はやか

センスがあって伸びてる人なんてほんの一握り。
対抗するためにこちらも新しい武器を使いましょう!

「Gemini監督の指示で撮ったら映画みたいになった!」 そんな動画ができたら、ぜひX(Twitter)でシェアしてください!見に行きます!

最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事でまたお会いしましょう!

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